【厚藤四郎】組み打ちに特化した、短刀の名手による鎧通し
厚藤四郎は現在、国宝に指定され東京国立博物館に所蔵されている短刀です。 長さが26.7cmと短刀の中でも特に短いにもかかわらず刀身が非常に分厚く、根元部分などは1.1cmもあるという特徴的な造りをしています。 この刀身の分厚さが、厚藤四郎という呼び名の由来です。
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厚藤四郎は現在、国宝に指定され東京国立博物館に所蔵されている短刀です。 長さが26.7cmと短刀の中でも特に短いにもかかわらず刀身が非常に分厚く、根元部分などは1.1cmもあるという特徴的な造りをしています。 この刀身の分厚さが、厚藤四郎という呼び名の由来です。
骨喰藤四郎(ほねはみとうしろう)は、「その恐るべき切れ味で、戯れに斬る真似をしただけで相手の骨まで砕いてしまった」という逸話を持つ名刀です。 ただ、藤四郎の名が付いてはいるものの、本当に粟田口藤四郎吉光の作であるかという点には、少々疑わしい点もあります。